ATOK2010の細かい不満を解消する手段の提供(姫踊子草2.0004.26)
本日は補助鍵盤画像関係の改良をお休みして、ATOK2010への対応策に関する更新です。姫踊子草版2.0004号構築26番、公式サイトにて最新版を公開しております。
ATOK 2010に対しては、姫踊子草からキー操作ではなく直接文字を送信することができるようになっています。ところが細かいところで下記のような問題点があります。
- 変換を開始するまで句読点が半角になっている。
- IMEをオンにしたままの半角固定入力の直後に仮名文字を入力すると、半角固定のはずの直前部分が全角になることがある。
いずれも気にする人は気にするという感じの問題ではありますが、対応なしというのもあんまりですので、そこで今回の更新内容というわけです。
設定方法についてはもう図を見ていただいた方が早いと思いますが一応箇条書き。まずは設定窓口を出してください。
- 設定窓口で[ IMEに対する動作 ] のページを出します。
- ATOK 2010の行の手動設定名が「自動対応に従う」になっているところを「ATOK」にします。
- すると右に[ 細則 ]ボタンが出てきますのでこれをクリックするなどして実行します。
- 「かな文字の出力にはキー操作を使う」を有効にします。
- [ OK ] ボタンをクリックするなどして実行。
- 設定窓口を閉じて完了です。
ちなみにこの設定を行っても二重鉤括弧『』などの記号や漢字とかはそのまま文字でATOK2010に渡します。全部を旧来のローマ字あるいはかな入力のキー操作に戻す(=直接確定以外では入力できなくなる)ということではありません。